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車の警告表示!?バッテリーランプ・ABSランプ・エンジンチェックランプ・トランスミッション警告灯・エアバック警告灯・エンジンオイルランプ・マスターウォーニング更新日:2021/11/10
バッテリーランプ(充電警告灯)
バッテリーランプは、充電系統の異常によりバッテリーの電圧が低下したときに点灯します。
その原因としては、オルタネーター(発電機)の異常、ファンベルトのゆるみや切れなどが考えられます。
つまり、走行中にバッテリーランプが点灯した場合、十分な発電ができていない状態である可能性が高く、そのまま運転を続けるとバッテリーが上がって走行不能になってしまうことも考えられます。すみやかに安全な場所に停車し、お近くの販売店や整備工場などにご相談ください。
ABSランプ(ABS・ブレーキアシスト警告灯)
まず、ABSとはアンチロック・ブレーキ・システムの略で、路面が凍結しているような場合や急ブレーキをかけたときに、タイヤがロックされるのを防いでハンドル操作を可能にするための機能です。
そしてABSランプは、ABSまたはブレーキアシストシステムに異常があるときに点灯します。
また、メーカーによってはABS自体に異常が無くても、バッテリーの電圧低下などを知らせるためにABSランプが点灯することもあります。
ABSランプが点灯してもブレーキは通常通り効きますが、そのまま放っておくといざというときにABSが作動せず大変危険ですので、迅速な点検が必要です。
エンジンチェックランプ(エンジン警告灯)
エンジンチェックランプは、エンジンまたはトランスミッションに異常があるときに点灯します。
その原因として多いのは、O2センサー(オキシジェンセンサー)の不良です。
O2センサーとは、排気ガス中の酸素濃度を測るためのもので、O2センサーが故障すると燃費が悪くなったり、煤が多く出るなどの症状が出ます。
このほかにもエンジンチェックランプの点灯の原因は様々ですが、どこに異常があるのかを判断するのは難しく、エンジンの不具合は重大なトラブルにつながる可能性もあるため、すみやかに点検を受けてください。
また、エンジンの調子が悪いと感じた場合は走行を控え、お近くの販売店や整備工場などにご相談ください。
トランスミッション警告灯
丸いギザギザの歯車マークの中にビックリマークの表示の警告灯はトランスミッション警告灯で、オートマチックトランスミッションに異常があるときに点灯します。
※車によってはトランスミッション警告灯が無く、エンジン警告灯と一緒になっている場合もあります。
トランスミッション警告灯が点灯したときは、すみやかに点検を受けてください。
変速がうまくいかないなどの症状が出ることもありますので、自走が難しい場合は走行を控え、走行中であれば安全な場所に停車し、お近くの販売店や整備工場などにご相談ください。
エアバック警告灯
エアバック警告灯は、エアバッグまたはシートベルトプリテンショナー(衝突時に前方に投げ出されないようシートベルトを自動的に巻き取る機能)に異常があるときに点灯します。
具体的な原因としては、
センサーの故障、配線の不具合などが考えられます。
普段の走行に支障が無いからといって、エアバック警告灯が点灯したままで放置すると、もしもの時にエアバックが作動せず大変危険ですので、なるべく早い点検が必要です。
エンジンオイルランプ(油圧警告灯)
油圧警告灯は、エンジンオイルの圧力に異常があるときに点灯します。
考えられる原因としては、エンジンオイルの不足などがあります。
走行中に油圧警告灯が点灯したときは、そのまま運転を続けるとエンジンの破損など深刻なトラブルにつながる可能性もあります。すみやかに安全な場所に停車し、お近くの販売店や整備工場などにご相談ください。
マスターウォーニング
三角のビックリマークの警告灯はマスターウォーニングと呼ばれるもので、各システムに異常が発生すると点灯します。ほかの警告灯や警告メッセージと同時に点灯し、さらに警告の内容によってはブザーが鳴ります。
マスターウォーニングは緊急性が高い異常が発生したときに点灯するため、もし走行中に点灯した場合はすみやかに安全な場所に停車して警告の内容を確認し、お近くの販売店や整備工場などにご相談ください。